自動車のドアミラーの設計は、車両の燃費(空力抵抗)と空力騒音に大きな影響を与えます。両者を包括的に考慮しなければいけないことが設計上の課題であり、本事例ではドアミラーのパラメトリックモデルを構築し、自動最適化を実行した事例を紹介します。
今回は下記の手順で自動最適化を行い、結果を得ることが出来ました。
ドアミラーモデルのパラメトリックモデル構築+CAEツールとの連携+最適化アルゴリズム
実験計画法を用いた自動応答確認
多目的最適化手法を採用、ドアミラーの抵抗係数とノイズを目的関数とし、設計変数を自動変更
モデル | 抵抗係数 | 面平均騒音(dB) |
初期モデル | 0.37714 | 45.60 |
最適化モデル | 0.37709 | 45.28 |